評価 : 4.4
もくじ
ヒロ 地図
広域図
拡大図
ヒロ Hilo
昔懐かしい街並みが素敵
ヒロはハワイ島の経済の中心地。ハワイ州ではホノルルに次いで第2の都市。意外に大きい町なんですよ。
街並みを眺めてみると日本名のお店やビルなどを目にする機会が多く、日系人が多く関っていることを物語っています。ヒロは、日系人が作った町でもあるんですよね。
大きな町と言ってもコナのような華やかさはなく、地方都市といった雰囲気。コナが観光客のための町なら、ヒロは地元住民のための町といったところでしょうか。
ダウンタウンをホロホロしていると、どこか昔懐かしさを感じられるかと思います。古びたビルやお店、味わいのある景色を楽しんじゃいましょう!
ノスタルジックなダウンタウン
モクパパパ・ディスカバリー・センター(2005年当時/移転前)
パレスシアター
スクールバスは何故かヒロの町に似合う
ヒロの街並み(上空より)
日本庭園の リリウオカラニ公園、カメハメハ大王像が佇む ワイロアリバー州立公園、ヒロ湾に浮かぶ ココナッツアイランド 等々、懐かしさだけでなく爽やかさも持ち合わせるヒロ。ぜひ、一度は泊まってみて下さい。
リリウオカラニ公園
ココナッツアイランド
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メリー・モナーク・フェスティバル Merrie Monarch Festival
毎年、3月または4月にあるイースターサンデーから土曜日までの1週間、フラの最高峰の祭典「メリー・モナーク・フェスティバル」が開催されます。一大イベントのため、この時期のヒロは宿がかなり取りづらい!
イースターサンデーとは、3月21日以降、最初の満月を迎えた直後の日曜日のこと。日本には馴染みがないので分かりづらく、開催月が4月になったり3月になったりと、コロコロと変わるので注意。イースターサンデーの日にちは下記のサイトで確認してみて。
参考サイト
フェスティバルの前半はパレードを見物したり、多数出店されているクラフトショップでお買い物したりと、お祭り気分を楽しめる模様。そして、後半の3日間。ここでメリーモナークのメインイベントであるフラの競技が行われます。場所は、Edith Kanaka'ole Multipurpose Stadium (エディス・カナカオレ・マルチパーパス・スタジアム)。
メリーモナークフェスティバル
© CC BY-SA Thomas Tunsch / Hula0080200.jpg (Wikimedia Commons) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
人気があり過ぎて競技のチケットを入手するのは困難な模様。申込自体も少々面倒なうえ、抽選にも当たらなければならないのでハードル高し。入手方法は 公式サイト にて確認して下さい。
自分での手配は難しいけど、どうしても観戦したいという方にオススメなのが、あいらんど・どりーむずさんの「メリーモナーク観戦ツアー」です。チケットはもちろん、宿も用意してくれて送迎もあり。団体行動となりますが至れり尽くせり。(メインサイトにこのツアーの情報はないので、facebookやブログで告知されているのかも?)
参考サイト
ダウンタウンの駐車場
ダウンタウンのカメハメハ・アベニュー沿いや、その脇道には、このような標識が立っています。
ヒロ ダウンタウンの駐車標識
緑色の標識は「この標識から右側は、平日の am 8:00 ~ pm 4:00 の時間帯は2時間のみ駐車可。平日のそれ以外の時間帯と、土・日曜日・祝日は何時間でも駐車可。」という意味。
赤い標識は分かりやすいですね。「この標識から左側は常に駐車禁止」という意味です。
ダウンタウンでは、この「条件付き駐車OK」と「駐車禁止」が隣り合わせで並んでいますので、標識に従って路駐して下さい。道路には駐車スペース用の枠線が描かれているので、こちらを目安にするとよいです。
既に車がズラリと止められていて、なかなか空きがないかもしれませんが、周辺をぐるぐる回っていればそのうち見つかるでしょう。ただし、あまり人目に付かないような路地に置くのは止めておいた方がよいです。
ヒロ発!オプショナルツアー
ハワイ島のオプショナルツアーは、その殆どがコナまたはコハラ・コースト発着となっていますが、ヒロに拠点を置くツアー会社もあります。
それは、マイカイ・オハナ・ツアーズさん。さすがヒロからはボルケーノが近いだけあって、キラウエア火山のツアーは内容が充実!まだ利用させて頂いたことはないけど、応援している会社の一つです。
参考サイト
ヒロ空港の空港コードが ITO のナゾ
ヒロ空港(ITO)
3文字で表す空港コードは、空港名から想像付くことが多いですよね。成田(NRT)、羽田(HND)、ホノルル(HNL)、コナ(KOA)等々。
ですが、ずっとずっと気になっていたのがヒロ空港の「ITO」。
この疑問を調べてくれているページがあったので紹介しておきます。ハワイのガイドブックでもお馴染みのへなちょこ・しゅんさんならではのオモシロ記事。これを拝見すると、3文字だけで空港名を表すのは大変なんだな。というのがよく分かります。
参考サイト
ハワイスクープ > 関西国際空港の空港コードは、どうしてKIXなの?
夜になると鳴り響く声の主の正体
夜、ホテルの駐車場の辺りでヘンな音が聞こえてきました。ポピッ ポピッ と音程に狂いなく一定間隔、一定音量で鳴るこの高い音は、まるで電子音のよう。信号機の音なのか??でも色んな場所でポピポピしてるので、さすがにそれもおかしい。ヘンテコな鳥の鳴き声だろうと思っていました。されどその姿は見えず。
この鳴き声の合唱は、その後もずっと続き「鳥なんだから夜は寝なさいよ。」と思っていたのですが、なんと!
これはコキガエル(Coqui Frog)というカエルの鳴き声。コキッと鳴くからコキガエル。言われてみたら確かにコキッと聞こえます。
2017年7月に ヒロ・ハワイアン・ホテル に宿泊した際に鳴き声を撮ってみました。(コキガエルの姿はないけど)YouTubeにアップしたので聞いてみてください。
何度聞いてもカエルと思えない綺麗な声。どんな声帯をお持ちなんでしょう。一匹だけならカワイイ声なのですが、これが集合体となると結構迷惑。ヒロでは騒音問題にもなっているそうです。ちなみにコキガエルは外来種。ハワイには様々な外来種問題がありますが、これもその一つです。
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天気と服装 Weather Information
ヒロは晴れていれば暑い。服装は半袖のみでOK!
雨が多いのがヒロの特徴。ヒロの年間降水率は60%。一度、ニュースになるような大雨を経験。その時は、ダウンタウンが水没気味で行けませんでした。
昼間は晴れていて、日が沈んでから降ることが多い感じ。ただ、これは9月なので乾季(夏)の話し。雨季(冬)は、また違うかもしれません。
カビに注意!
高温多湿で蒸し暑いため、カビが生えやすい。パンや生ものを部屋に置く際は、冷蔵庫を利用しましょう。ビッグアイランドキャンディーズ等の食品をお土産として用意する場合も、なるべくヒロを離れる間際のタイミングで購入するのが無難。
ホテル / 宿泊施設 Hotel
ホテル
ヒロからボルケーノまでは車で約40分程度。ボルケーノ周辺に宿が少ないことも手伝って、ヒロはボルケーノ観光の拠点にもなっています。リーズナブルなホテルが バニヤンドライブ 沿いに集まっていますが、正直どこも古めかしい。
コンドミニアムは、ないことはないのですがバケーションレンタルになってしまうので、ちょっと面倒。で、結局ホテルになってしまいます。選択肢が少なくて、宿探しがワクワクできないんですよね。
しかしビューは最高!海沿いのホテルだったら、少々お高くてもヒロ湾越しにマウナケアが見えるお部屋を選ぶべし。
ココナッツアイランドとマウナケア(ヒロ・ハワイアン・ホテルより)
参考サイト
VRBO > Big Island (Hilo)(英語)
ゲストコテージ
ハワイの歴史を感じられる素敵な邸宅があります。それは、シップマンハウス。ここは一度は泊まってみたい宿の一つ!
シップマンハウス
By W Nowicki (Own work) [CC BY 3.0], via Wikimedia Commons
建物が超オシャレ。歴史的建造物のため、宿泊する場合は結構気を遣うようです。以前は B&B でしたが、現在はゲストコテージとして2部屋を貸し出しています。ご予約は Airbnb で!
参考サイト
注意点
前述しましたが、メリーモナークが開催される時期になると、宿はどこもお客さんでいっぱい。予約が非常に取りづらくなります。最低宿泊日数が普段より大きく設定されている場合もあるので、この時期にヒロに宿泊予定の方はご注意下さい。